映画「ソーシャル・ネットワーク」と書籍「フェイスブック 若き天才の野望」
久しぶりにTSUTAYAでDVDを借りた。
前から気になっていた「ソーシャル・ネットワーク」を観た
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- 発売日: 2011/12/21
- メディア: DVD
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デビッド・フィンチャー監督の作品はかなり好きで、今回もテンポ良く面白かったんだけど、見終わってのカタルシスがあんまり感じられなかった。
なぜかなーと考えていたら、マーク・ザッカーバーグの話は先に書籍で読んでたからだと気づいた。
こちらですね。
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フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
- 作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫
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これはジャーナリストが取材してて、超面白いです。
この本ではザッカーバーグの人物像は、金儲けに興味がなくて、Facebookをクールなものにしたいとう動機しかないというふうに書かれています。
広告を載せるのを「クールじゃないから」と断っています。(現在のFacebookは広告載ってますが)
製品にこだわるスティーブ・ジョブズや、ソフトウェアの世界で覇権を握ろうとするビル・ゲイツと比べて、より現代的な若者の欲求傾向で、なるほどと思いました。
しかし、映画版ではかなり違ってますよね。
アスペルガーっぽく描かれていて、人の気持ちがわからない奴として設定されています。
また、周りの人が失脚していくことについて、実はザッカーバーグが仕組んでるのではという余韻を残す描写になっています。
ザッカーバーグもインタビューで「服以外は全く違う」と答えたそうですが、まあそうでしょうね。
もちろん、一本の映画脚本としてはよくできていてます。
ただ、映画版だけではFacebookやマーク・ザッカーバーグの理解はかなりズレちゃうんじゃないかと思いました。
というわけで「フェイスブック 若き天才の野望」はおすすめです。
こっちが映画版の原作らしいですが、未読。
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- 作者: ベン・メズリック,夏目大
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