yohn's blog

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映画「ソーシャル・ネットワーク」と書籍「フェイスブック 若き天才の野望」

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久しぶりにTSUTAYAでDVDを借りた。

前から気になっていた「ソーシャル・ネットワーク」を観た

 

 

デビッド・フィンチャー監督の作品はかなり好きで、今回もテンポ良く面白かったんだけど、見終わってのカタルシスがあんまり感じられなかった。

 

なぜかなーと考えていたら、マーク・ザッカーバーグの話は先に書籍で読んでたからだと気づいた。

こちらですね。

 

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

 

これはジャーナリストが取材してて、超面白いです。

この本ではザッカーバーグの人物像は、金儲けに興味がなくて、Facebookをクールなものにしたいとう動機しかないというふうに書かれています。

 

広告を載せるのを「クールじゃないから」と断っています。(現在のFacebookは広告載ってますが)

 

製品にこだわるスティーブ・ジョブズや、ソフトウェアの世界で覇権を握ろうとするビル・ゲイツと比べて、より現代的な若者の欲求傾向で、なるほどと思いました。

 

しかし、映画版ではかなり違ってますよね。

アスペルガーっぽく描かれていて、人の気持ちがわからない奴として設定されています。

また、周りの人が失脚していくことについて、実はザッカーバーグが仕組んでるのではという余韻を残す描写になっています。

 

ザッカーバーグもインタビューで「服以外は全く違う」と答えたそうですが、まあそうでしょうね。

 

もちろん、一本の映画脚本としてはよくできていてます。

ただ、映画版だけではFacebookマーク・ザッカーバーグの理解はかなりズレちゃうんじゃないかと思いました。

 

というわけで「フェイスブック 若き天才の野望」はおすすめです。

 

こっちが映画版の原作らしいですが、未読。

 

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